四国カルストを訪れる際の天気予報の活用方法

四国カルストは天気が悪いと、霧に包まれ真っ白になる事が多いです。訪問を検討している方は、事前に天気予報ライブカメラを必ずチェックしましょう。


#四国カルスト天気予報考察

1.天気予報

🔗 四国カルストの天気予報(WeatherNews)

  • 晴れの日は霧の発生が少なく、雨の日は霧がかかりやすい傾向があります。

  • 曇りの日は状況により霧の有無が分かれます。

  • 気温は現地に近い数値が出ている印象で、服装の参考になります。

  • 風については、現地では予報より強いことが多いですが。今日は風が強い日なのか、今後は風が強まるのか弱まるかといった傾向を見るのには役立ちます。


2.ライブカメラ

🔗 四国カルスト ライブカメラ(梼原町)

現在の四国カルストの様子をリアルタイムで確認できます。
特に「曇り」で行くか迷っている場合は、出発前に確認するのが安心です。


3.下層雲

🔗 Windy:下層雲レイヤー

  • 四国カルストの標高はおおよそ1300〜1450mで、下層雲の影響を大きく受けます。

  • 数値が高いほど霧が発生しやすく、濃霧の可能性もあります。

  • 数時間後の傾向を見るのには便利ですが、数日先の予測は信頼度が低めです。


4.雲全体

🔗 Windy:雲全体レイヤー

「晴れ」といっても空の雲量はさまざま。

  • 雲の数値を見ることで、快晴に近い晴れか、曇り寄りの晴れかの判断ができます。

  • 数時間後の天候の変化もつかみやすいです。

  • ※個人的には青空に浮かぶ雲が好きですが、星空目当てなら雲が少ない方が好条件です。


5.星空

🔗 梼原町の星空指数
🔗 久万高原町の星空指数
🔗 愛媛県の月のこよみ(国立天文台)

  • よく晴れていて、月が小さいか出ていない夜には、満天の星空を楽しむことができます。
    満月の前後は月が大きく一晩中月が出ています。月の大きさ(月齢0が新月、15が満月)と月が出ていない時間帯は月のこよみを見てください。
    どの時間帯が晴れるかは1の時間帯別天気予報や3の雲全体レイヤーを併せて見てください。

  • 天の川や流れ星が見えることもあり、運が良ければ感動的な光景に出会えます。

  • 例年、梅雨明け直後と9月下旬以降は晴天率がやや高めですが、それでも星が見える日と見えない日は半々程度です。

  • 暗い場所で10分ほど目を慣らすと、より多くの星が見えるようになります。
    夜間は気温が下がりますので、防寒対策は必須です。


6.雲海

🔗 Windy:霧(Fog)レイヤー

  • 雨上がりの風が弱い時に雲海が出やすいです。
    雨上がり後「曇り」より「晴れ」の方が雲海発生の可能性は高め。

  • 霧を上から見下ろす形になると、幻想的な雲海になります。
    ただし下層雲も同時に出ていると、カルスト自体が霧に覆われてしまいま

  • 気温が下がる夜明け前後、特に気温差が大きい秋の10~11月が壮大な雲海が出やすい季節です。

  • 久万高原梼原での湿度が80%以上あると、雲海発生の傾向が強くなります。